ミズキ

チョコレートのミズキのレビュー・感想・評価

チョコレート(2001年製作の映画)
4.2
とても詩的なラストでした。

この手の話で、ハッピーエンドを迎えるとは逆に恐ろしい。愛という不確定要素だからこそ出来ることですね。
ストーリー的な感情の起伏というより、1人の人間としての感情の起伏。
原題とは全然違う「チョコレート」という題名。珍しくプラスの効果をもたらして、ラストシーンがさらに映えました。
「チョコレートドーナツ」の邦題はこの映画の邦題に寄せてるのかな?

夫が死に、息子が死に…。親切にしてくれる人は、黒人差別していた人…。
それでも、愛する人間らしい、美しい物語でした
ミズキ

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