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蝶の夢のUnboludoのレビュー・感想・評価

蝶の夢(1994年製作の映画)
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殆ど会話が分からなかった
でも常にベロッキオ
権威的な父、母的なものを保持したままの母、捻くれた長男、先に情動発露するのはいつも女、理由なんかなく磁石のように惹きつけ合う男女
水、火、マッシモファッジオリ、ビンスワンガー
長めのワンカット、顔、芝居、演劇
唐突で過剰なまでに感情表現に徹するオペラ的劇伴
陰影の強いショット、強く遠い光源

でも落下は出てこないのか

会話劇の中に出てきて疾走するバイクが印象的
芝生と自分の髭を同化させて切るおっさんが印象的
そっかイタリアも地震のあるくにか

途中同時代の『サバス』みたいな瞬間が訪れて恐ろしかった、それが何を示すのか僕にはまだ分からない。知りたい。

珍しく自然を捉えたロングショットが多い、撮監アンゲロプロス作品の人だと、すげえ納得
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