Nopeの主人公の部屋にこの映画のポスターが貼られていたというのをネットで見て、録画していたのを思い出しました。
原題は「バックと伝道師」で主人公バックは先頃亡くなった名優シドニー・ポワチエさんで監督も務めてます。伝道師は♪デーオ🍌のハリー・べラフォンテさんです。
南北戦争後、黒人は自由に移動が出来る様になり、主人公バックは新天地への案内人。行く先々で白人の結社が殺害や強奪など酷い手段で邪魔をしてきます。
西部劇ですが、白人による黒人への差別が描かれています。
悲惨な歴史がテーマですが、伝道師のべラフォンテさんがちょっとお調子者でなかなか楽しいキャラなので暗さはなく、生真面目なポワチエさんと徐々にいいコンビになっていくところが良いです✨
バックの奥さんが夢を語るシーンが切ない涙。
荒野を馬で駆けるポワチエさんの姿はまるでNopeの主人公にそのまま引き継がれているようでした。
この映画から50年後の現代にも続いている、人種差別問題の根深さを改めて感じました。
全編に流れる音楽がちょっと不思議で独特の雰囲気を醸し出していました…