このレビューはネタバレを含みます
・当時の映像をそのまま作品にしている感じ
・当時のオウムの中枢にいた本人らに誰より一番密着している点でとても貴重だと思う。
・荒木青年自身は純朴な26歳の青年という印象を受けた。このような人物が内部にいる団体があのような事件を引き起こすのだから恐ろしい。人間の狂気というものは外見だけではわからないものなのだろう。
・警察とのやり取りのシーンは衝撃的だった。ああやって公務執行妨害はなされるのか。
・ラストシーンの家族との離別について森監督が荒木青年にキッパリ意見を伝えるときは森さんなりの優しさを感じた。実際その後、荒木青年の中で葛藤が生まれているように見えた。