混沌としたあの時代、社会から目を向けられるオウム内でも、他愛もない会話や笑顔が飛び交う現実。
みんないち個人であり、そんな人たちが集まり寄り会っているだけのようにもミクロに捉えると思えてくる。
転…
【純粋無垢とはこのことだ】
書籍では読んでいたA。実際に映像で見てみると、センセーショナルな映像に驚く。中盤で出てくる公安とのやりとりは、警察のやり方に考えさせられる場面であった。
また、広報副部…
「オウム真理教」と「世間」どちらかに汲みすることなく双方の視点を撮っており観やすい。
教団が起こした事件の情報や概要を調べているだけだと異常集団としての一辺倒な情報が多いが、なぜ・どういった経緯で…
大学の授業で存在を紹介され、そこからずっと気になっていた作品だが、ようやく鑑賞。気づけばあれから8年であり、8年越しに願いが叶った、とも言える。本作はドキュメンタリー映画でもあることと、私の実力不足…
>>続きを読むこんなにも"カメラの向き"で世界の見え方が違ってみえるんか。
オウムが引き起こした事件は悲惨ではあるが、「オウムは悪魔、だから排除」ですべて片付くわけではない。
・救いが必要な人を出してしまう世…
メディアの対応でも市民のクレーム対応でも、個人対個人のやり取りとして見ると、彼は圧倒的なまでに冷静で論理的で、なにより教養や分別がある。思わず味方したくなる。彼は間違ってないよと言いたくなるような理…
>>続きを読むリンチされてる側の視点からマスコミや警察という仮想敵を作り、大衆や被害者の視線へと流れていく見事さ。この手法というか、FAKEもそうだけどテレビマン故にテレビ局内部の滑稽さや傲慢さを十二分に理解して…
>>続きを読む映画の本筋と違うだろうけどレビュー
荒木さんはすごい魅力的な人に感じた。
ジブリ風立ちぬの堀越二郎のよう。でも、もう少しだけ実務に携わる現実味があるような人。
映画に出てくる施設内で常にオウム関連…