勝沼悠

ベルリン・オブ・ザ・デッドの勝沼悠のレビュー・感想・評価

3.1
 ベルリンでゾンビ・パンデミック発生。感染しても興奮しなければ発症しないゾンビ・ウィルスの中、主人公達は町を出ようとするが。。。

 しっかりとつくってあります。ゾンビメイクは大してないが、雰囲気があるので別に気にならない。興奮すると発症するというアイデアや別れかけの彼女の家にいったタイミングでゾンビ発生というのもいい。
 ただこれは長い短編映画という感じかなぁ。もう少し何かが欲しかった。惜しい。
 原題は『rammbock』(破城槌)。これはゾンビ群を突破するというのと、感情的に決壊しちゃうというのと両方かけてるんじゃないかな。ゾンビ映画の邦題は○○・オブ・ザ・デッドも悪くないけど、副題とかうまく使って原題のニュアンスを活かしてほしい。
勝沼悠

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