トルーマンバロウズ

ベルリン・オブ・ザ・デッドのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

3.3
どこにでもいる冴えないおっさんのミヒャエルは別れた恋人ガービに会うために、ベルリンにある彼女のアパートの前にやってきた。
ミヒャエルはガービの部屋の中に入るが彼女はおらず、そこに突然凶暴化した住民が襲いかかってきた‼︎‼︎‼︎‼︎

ベルリンのとあるアパートを舞台に凶暴化したゾンビ軍団に立ち向かう人々を描いたB級籠城系スプラッターゾンビホラー映画。
アパートを舞台に謎のウィルスによって凶暴化した人々がゾンビのように襲いかかってくるというストーリーは非常にシンプルでわかりやすいものがあった。
またゾンビの設定も個性的でカメラのフラッシュなどの光に弱かったり、興奮してアドレナリンが分泌するとゾンビになるという設定はなかなか良かった。
クライマックスのなんとも言えない切ない余韻が残る終わり方も独特で印象深かった。
全体的にアクションシーン自体はそこまでないが、60分程度の作品なのでサクッと楽しめることができる隠れた良作だった。