かた

300 <スリーハンドレッド>のかたのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ端的に言うと「300人の最強マッチョ達が国を守るために敵の大群に立ち向かった話」。

テルモピュライの戦いを描いたものでありつつもめっちゃめちゃにコンピューターグラフィック満載、敵のデザインがものごっつい派手と、ほぼほぼファンタジー。

この手の作品を観るにあたってはある程度歴史の復習が必要か…と思っていたものの、その前準備の煩わしさに鑑賞を避けていた作品であったがこれは正直なところ「むかーしむかし、スパルタ教育、の語源になったスパルタっていう強い人ばっかりいる国があったよ」という事さえ知っておけばストーリーは追える。というか、歴史モノにカテゴライズするべきかも少し悩むところである。

世界中の選りすぐりのマッチョ集めてきたんかいと言わんばかりの鍛え上げられた肉体にシンプルな装いのスパルタ軍に対し、マッドマックスを彷彿とさせるようなぶっ飛び系デザインの敵キャラクター(あえてここではそう表現する)が次々と登場する様はもはや笑ってしまう。ペルシアの描写に関してイラン政府に怒られたのも無理はない。

正直ずーっと「うわ〜すんごい数のマッチョ…」しか頭に浮かばなかった。あとジェラルドバトラーに関してはオペラ座の怪人のイメージが強かったので「ムッッキムキのファントム…」などと思ってしまった。ごめんなさい。
かた

かた