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マイ・プライベート・アイダホのhighwayのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

どことなく全編寂寥感漂うこの感じ。一体どう言えば良いのか...。リバーフェニックスが難しい役所を上手いこと演じていて純粋にすごい。底辺からどうあがいても結局底辺にいて、夢もなければ恋が叶うこともなく、親友とは別れ...マイクにとっては本編救いがなくて絶望だけど、最後それでも生きていかなければならないし、日々は続いていく、と感じてしんどい。マイクにほんとにいいことが起こってほしい...幸せになってくれよ...。

焚火のシーンは心打たれるものがありました。1番よかった。切ない。そしてしんどい。あんなにマイクは真摯に思いを伝えた(?)のに、結局スコットは答えることもなくイタリアの女と恋に落ちて結ばれて...いや、なに!?!!!?!!親友のお母さん見つける旅に来たのに彼女見つけたってか!?そしてマイクを一人で帰すとか正気か!?イチャイチャを親友(しかも自分が好きなことがわかってる)に見せつけて挙句(最終的に)見捨てて満足か!?!
マイクとスコットは生まれた環境から境遇から全然違って、たまたま人生の点が奇跡的に交わっただけで、結局以後はもう平行線で交わることもないんだなぁ、と思うと悲しい。

兎も角もこの映画、リバーフェニックスとキアヌリーブスの若き頃のお顔を拝めたのは有り難かった(?)。ありがとう...。
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