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マイ・プライベート・アイダホのakikoのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

見終わった後、ただただ辛かった。リヴァー演じるマイクがひたすら可哀想で、救いも何もなかった。友情も愛も最後には残らないし、この映画を通じて何を伝えたいのか正直分からなかった。

せめてキアヌ演じるスコットには、ローマで出会った女性と完全にくっついて欲しくはなかった。まだ、男娼から足を洗ってまともに生きるというのは分かる、女性と遊びたいというのも分かる。
でも、自分を好きという親友の前であんなにイチャイチャして、さらには駆け落ちみたいなことまでするなんて、ゲイとか関係なく、親友への思いやりのなさにショックを受け、マイクに共感して自分が傷ついてしまった。
でもこの映画を観て数日経ってもまだ、この映画を思い出しては落ち込む。ということはこの映画はいい映画なんだろうな。

主演の2人は美しかった。正直キアヌは最近の髭モサモサしか知らなかったので、あんなに美青年だとは知らなかった。昔の出演映画観てみよう。
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