リヴァーフェニックスを摂取したくて観ました。
発作性睡眠症という、緊張が伴うと眠りに落ちてしまう病気を抱えた主人公マイクは男娼として体を売りながら生計を立て、昔に離れ離れになった母親を探していた。
ある時同じく男娼をしているスコットと出会う。
スコットは市長の息子という主人公は全く違う家柄でありながらもマイクと平等に接してくれた。
2人は親友になりスコットは母探しを手伝ってくれることになり、母がいるというアイダホを目指す。 って言うお話し。
まずリヴァーフェニックスとキアヌリーヴスがかっこよすぎるから2人の演技を見るためだけでも観る価値があるかも。
ストーリー的には寂しさや人情が感じられる構成だった。
マイクはただのホームレスで行き先を点々としているのに対し、何不自由なく生活できて、親の敷いたレールの上をただただ歩むのに疑問を抱くスコット。
対象的なキャラ設定だけど2人は友情を深めることになる、これは互いに違う立場でも仲の良い関係になれることを表している。
逆にスコットの親たちは身分の違うマイクをあまりよくは思っておらずスコットと遠ざけようとしていた。
この2タイプは映画内だけではなく現実にもよくある構図だと思った。
ラストシーンでは発作で道端で寝込んでしまうマイクに対して、持ち物を奪う連中と助けようと車へ乗せてくれる人。
世間には色々な人がいて人との付き合い方の大事さが伝わった。
