数観たわけではないけれど、なんとなくガス・ヴァン・サントは合わない気がしていた。
思わせぶりで意味ありげな撮り方が“洒落臭い“とか“あざとい"とか感じてしまうことが多かった。
本作を観終わってみて
…やっぱり合わないかも笑。
とは言え
同じ男娼ながら未来ある綺麗なキアヌ・リーブスと汚作り不健康リヴァー・フェニックス、演じたキャラクター関係なく、どちらも若さの輝きがあって見入ってしまった。
この2人あっての映画だった。
他にも「ツイン・ピークス」ローラの母親セーラ役グレイス・ザブリスキーが、実写版クルエラ・デ・ビルさながらの登場。俄然ワクワクした。
最近は「アメリカン・アニマルズ」で怪しい古物商を演じていたウド・キアが、やはり妙なドイツ人として登場。見逃せないその胡散臭さに嬉しくなる。彼が出ているシーンが一番ヨカッタ。変態満喫。
結果かなり楽しんでしまいました!