千年女優

バイオハザードV リトリビューションの千年女優のレビュー・感想・評価

3.0
アンブレラ社のT-ウイルスによるバイオハザードで死の世界となった地球で、レッドフィールド兄妹らと共に社のウェスカーを撃退しアルカディアの再生を図るも、かつて仲間ジル率いる戦闘部隊に阻まれたアリス。再びアンブレラ社に囚われ、様々なシュミレーション施設でかつての仲間と戦わされる彼女の逆襲を描いたシリーズ第五弾です。

ゾンビ映画として破格のヒットを連発するポール・W・S・アンダーソン&ミラ・ヨヴォヴィッチコンビ作品の第5弾で、レッドフィールド兄妹こそ登場しないもののMCU作品や『ワイルドスピード』らと同様にジルを始めとする過去作品とゲームの人気キャラたちをアッセンブルさせる、原作付きの長編シリーズだからこその技で盛り上げます。

結果としてゾンビ感は薄くジャンルとしての面白みはゼロに近いですが、ヨヴォヴィッチのアリスに、シエンナ・ギロリーのジル、第一作から復活したミシェル・ロドリゲスのプラーガ、ゲームから参戦のリー・ビンビン演じるエイダ、加えてアンデッドの中島美嘉と女性キャラによる可憐なアクションショーで楽しませる(お茶を濁す)一作です。
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