このレビューはネタバレを含みます
17作目 マドンナ:太地喜和子
ある晩、飲み屋で無銭飲食のみすぼらしいおじいさんの金を払い、家に招いた寅さん。
そのじいさんは実は有名な画家であった。
そのじいさんと旅先で再開し、接待漬けにされる寅さんは芸者のぼたんと知り合う。
東京に帰ってきた寅さんを今度はぼたんが訪ねてくる。ぼたんは200万円を貸した男を訪ねに来たのだが、計画倒産をしたその男は財産は全て弟と妻のものだと取り合わず、泣く泣くぼたんは身を引くことに。
見かねた寅さんは画家のじいさんにぼたんのために絵を書くようお願いするが、断られる。その場で白状だとじいさんを罵る寅さん。
その後、龍野に帰ったぼたんを訪ねると、ぼたんの家にじいさんの描いた絵が飾ってあった。
17作の中ではダントツ面白い。
その後のぼたんと寅さんを知りたかったが。