ドラえもんのび太の地球交響楽

男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼けのドラえもんのび太の地球交響楽のネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

BSテレ東開局20周年特別企画
『土曜は寅さん!4Kでらっくす』7/25放映分

17作目
マドンナ: 太地喜和子さん(ぼたん)

オープニングの夢はジョーズ。さくらも食べられて脚だけになっちゃってグロいはずなのに、いつものハイソックスがそのままで可笑しくて笑っちゃう。

毎度の寅さんを怒らせる話は今回はいつもとちょっと変わっていて、最初の満男の小学校入学で笑われた話で出ていくものの、引き止められ旅には行かず、その後画家のお爺さんの件でひと騒動起こした後にまた喧嘩になって兵庫県龍野市へ旅に出るという二段構えの仕掛け。

国宝級の画家、池ノ内青観(宇野重吉)がとらやを2日間も宿屋と勘違い。ずっと酔っ払ってたのか。笑。鰻を食べてきたエピソードでは、私らも先日柴又で食べたので、美味かったなと思い出したり。

今回の寅さんの良いひと、龍野芸者ぼたんはとにかく明るい‼︎
最後まで寅さんと仲良く、失恋に終わらないところも本作の特徴。人気のエピソードなのも頷ける。

宇野重吉さんと親子共演の寺尾聰さんも龍野市の観光課係員 脇田役で出てきて、どんな大役かと思えばただの大喰らいの若い人でしかなく、ある意味凄い。

バックに森昌子の「せんせい」がさりげなくかかってて、前作の桜田淳子に続き時代の空気を感じることができる。

最後の東京がどっちの方向かでわちゃわちゃして終わるところも名場面。

50周年関連で本家による贋作でも今回のエピソードがリメイクされていましたね。