羽化しきれなかった微妙な一作
切り口は斬新、特にオープニングなんかおっと思う出来で、カーボン渓谷編の出来はなかなか素晴らしくて、女性の視点が入って(銃は人を殺せるけど救えない、という視点)いるのも新しいんですけど、元伝説のガンマンという主人公が最終的に破壊の限りを尽くし力で解決して去っていくというなんとも娯楽映画っぽい荒唐無稽な筋書きになってしまっていて、どういう視点で見たらいいのかわからない
また仕方ないが動きにキレがなく強さにあんまり説得感が…老獪さも少し足りなかった
決闘がこのシーンのハイライトのはずですが、劇伴に力が足りず演出も不発 レオーネのコピーキャットみたいでちょっと笑ってしまった
まあ締めは良かったかな……6つは多いけど……
結果なんか変なマカロニ風の域を脱してない珍作になったと思う
多分聖書とか信仰とかモチーフなんだろうけどわかんなかったな
007のジョーズがいたのは笑った
いっつも同じようなことしてんだな君
