いしやま

日本のいちばん長い日のいしやまのレビュー・感想・評価

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)
4.4
内閣の官僚政治的な終戦の意思決定と、反乱軍化する一部の陸軍将校の動きが交互に描かれる。
前者が中心の前半は、喜八でなくてもよいのでは感はあるが、三船、笠、志村が並ぶ閣議や御前会議はそれだけでも面白く観られる。後半は喜八ならではという感じ。
いずれにしても史実自体が興味深く、2時間半があっという間。
黒沢年男は熱演だけどほぼ何言ってるかわからん。横浜のおっちゃんも。