影千代

日本のいちばん長い日の影千代のレビュー・感想・評価

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)
4.0
21088
恥ずかしながら、宮城事件のことをまったく知らなかった。御前会議から玉音放送までスムーズに行われたものだと思っていた。
半藤一利氏が亡くなったこと、医療崩壊や緊急事態が進行しながら東京五輪が止まらないことなどを思いながら観た。
昭和天皇の「自分は何でもする。自らマイクの前に立ってもいい」という言葉に涙する閣僚たち。。いくら時代が違うとはいえ、「はぁ?」としか。300万人死んだんだよね?
阿南陸相の切腹も、お前が事態を収拾させろよと。とはいえ三船敏郎の迫力はさすがだった。
いちばん痛い畑中が黒沢年男、いちばんヤバい佐々木が天本英世、いちばんハンサムな放送員が加山雄三。なんかいろいろすごい。
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