あらいぐま

日本のいちばん長い日のあらいぐまのレビュー・感想・評価

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)
4.1
戦争を終わらせることの難しさを痛感した。玉音放送が全国に流れ終戦を迎えたという結果しか知らなかったが、終戦を迎えるにあたって様々な人の葛藤や苦しみをひしひしと感じた。よく軍部の愚かさなどと言われるが、これは日本だけでなく、泥沼化したベトナム戦争を戦ったアメリカなどにも同じことが言えると思う。多くの部下を死なせた阿南陸相の言葉が軍人の全てを物語っている気がした。