嵯峨

日本のいちばん長い日の嵯峨のネタバレレビュー・内容・結末

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

個人的にはすげえ絶賛!!ってほどは楽しめなかった。普通に前半退屈してしまいました。「陸軍ってめんどうくせえ〜な」っていう感じで。後半はカット割りとかもろもろあって面白かったです。「手汗握る」・・・とはやっぱ結末はわかっているのでどうしてもならなかったけど、「天皇」の名において暴走していくんすけどどんどん本来的なものと離れてく様、「そりゃおめえの勝手な考えだろ!!」っていう半ば妄言になってく様とかは面白かったです。
結構気になったのは終盤なんすけど、「戦争しちゃいけない理由ってそういうこと?」感はありました。「惨め」だからとかそういう・・・じゃあポツダム宣言の内容次第では戦争って肯定できるのか感とかありました。僕自身は保守思想寄り(多分どちらかといえばレベル)なんだろうけど、それでも若干違和感を感じました。
こういうのは天皇の考え方は結構世代によって変わると思うので、これ今見てる評価と映画公開当時の評価とでまた違うものがあるんじゃないかなーと思いました。まあリメイクされる(見てないけど)意義的なのはある映画なのかなーとは思いました。
嵯峨

嵯峨