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日本のいちばん長い日のnonのレビュー・感想・評価

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)
3.9
1945年8月15日。
75年前の今日、太平洋戦争が終戦した。
ポツダム宣言、無条件降伏、玉音放送、史実になぞらえて実在の人物が終戦に向き合う姿からの学びは多い。
三船敏郎演じる陸軍大臣が印象的だったが、やはり彼の自決は責任逃れだし、人は一人一人だと弱い生き物なんだなと痛感した。ポツダム宣言に早期に対処していればとやはり悔やまれるし、結果として300万人の命を奪ったこと、二度の核爆弾投下と終戦の道筋ができているのになお特攻機に乗り込む少年兵たちなど死ななくてよかった命もあったことも忘れてはいけないなと思った。
鈴木首相に笠智衆、ナレーターに仲代達矢、若かりし高橋悦史、黒沢年男や加山雄三も出ていて胸熱だったけれど、やはり三船敏郎の存在感がズバ抜けていたな。
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