すー

日本のいちばん長い日のすーのレビュー・感想・評価

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)
5.0
見ごたえあり!
モノクロならではの汗や血、人間の鼓動!鼻息の粗さ!古臭い音楽も相まって、当時の雰囲気めちゃくちゃ感じました。

8/15の正午までにこんなに様々な人が様々な思いを抱えて動いていたとは全く知りませんでした。

天皇という存在の重さ。昭和天皇のお言葉で戦争を終結させたんだな。と実感しました。
そしたらやはり天皇に戦争責任はあるんじゃないかと思ってしまいますが。最後は天皇がいたからこそ、天皇の国民を思う良心により終結できた、天皇に国民が救われたのも確かです。

軍隊は本当に上の命令には絶対服従というのもここまでか、と目を見張る。どんだけ飼いならされとんねん。

終戦を迎えるその日に特攻隊として笑顔で飛び立つ若者に何とも言えない思いを抱いた。

阿南陸曹に、日本帝国が死んで生まれた今の日本を見せてあげたいですね。
すー

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