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かわいい女のodyssのレビュー・感想・評価

かわいい女(1959年製作の映画)
3.0
【女は怖い、60年前も(笑)】

斉藤武市監督作品、モノクロ、1959年。
 
会社課長(金子信雄)と若妻(中原早苗)。
妻は結婚後も銀行勤務を続けていた。
夫は妻に家にいて欲しいと要求し、やがて・・・。

60年前の映画だけど、結婚後も仕事を続けたい妻と主婦専業を求める夫との、現代にも通じるいさかいから事件が起こるように見える。しかし実は・・・という展開が悪くない。

ただ、どうなのかな、60年前というと日本の銀行は女性行員については「寿退社」がふつうだったのでは、という気もするのだが。

中原早苗が一見かわいい奥さん風、実は・・・という役どころを見事に演じているけど、女は怖いですよね(笑)。
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