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完全な遊戯のありがとうのレビュー・感想・評価

完全な遊戯(1958年製作の映画)
3.7
調子に乗りすぎた若者の墜落していく様を見事に描写。この原作は慎太郎なんだけど、裕次郎が主役だと墜落までを描かないので。その先に待ち受ける悲劇までを描写しないからモヤモヤしてたんよ。ハッピーエンドじゃないとヒットしないかもだけど、映画作品としてはバッドエンドが正解だったりする訳で。どうでもいいけど昔の映画、何が良いってエンドロールがチンタラ流れないところなんだよな。ババンと「終」「完」「THE END」「FIN」とかでいいじゃない。
まあそんな難癖はともかく、アキラの学ランが大好物な私にとってはそれだけで高評価。ましてや共演者が良きかな良きかな。上昇気流の勢いをビンビン感じる熱い映画だ。
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