スペンサー・トレイシー主演の『花嫁の父』の続編！邦題がめっちゃレトロ！”配当”って！！（笑）
前作で愛娘ケイがお嫁に行くのを見届けた父親のスタンリー。ある日、妻と一緒にケイに再会すると、彼女の口から赤ちゃんを身ごもったという報告を受ける。初めてのことに自分はどう振る舞うべきか戸惑うスタンリーだったが…。
ケイ役には再びエリザベス・テイラーが登板！こんなに初々しくて可愛いママさんいないよ…！
相変わらず頑固者のスタンリーは、自分がおじいちゃんになることを受け入れることができず、「世の中の同世代のおじいちゃんと自分は違うんだ！」と体を鍛えるなど、あの手この手を使って若返りを試みます。ほんとにその姿の愛おしさと言ったら…！シリアス演技も得意な彼が、とにかく正統派にコメディを演じているのを見られるだけでも嬉しいですね。いっつも目を回して深いため息をつくあの頑固オヤジな仕草、たまりません（笑）。
今までは父としての在り方を模索していたスタンリーが、新たに孫というさらに守らなければならない存在を得て、理想の”おじいちゃん”になる道のりを楽しく見届けられるハートウォーミングな1本。モノクロ映画ながら今観ても全く古さを感じさせないテーマだし、テンポもバッチリなのでクラシック映画にあまり馴染みがない方にも入門編としてオススメです！
前作も面白かったけど、今回は奥様役のジョーン・ベネットも大活躍！（相変わらず孫がいるようには見えない若々しさです…！）
