座頭市二段斬りの勝沼悠のレビュー・感想・評価

　座頭市が按摩の師匠の敵討ちをする。

　初めて座頭市の映画を見たが、なるほどこれは面白い。
　座頭市のキャラクターが良い。按摩として人に警戒を抱かせず入っていくかと思えば、一瞬にして正義の味方だが近寄りがたいオーラを持った剣客になる。
　ストーリーも勧善懲悪の中に起伏があって、座頭市以外のキャラクターもそれなりに立っていて、もちろん殺陣も見応えがある。これは確かにいい娯楽映画である。