レースゲーム『グランツーリスモ』のゲームプレイヤーから実際のレーサーを育てるプロジェクトから生まれたヤン・マーデンボローの実話を映画化。
もうこれはこんなエピソードを映画化する時点で面白いのは確実なのだが、熱いエピソードを見事に映画にしている。 ゲーマーがレーサーになるというよりグランツーリスモがレーシングシュミレーターとして優れていて、レーサーになりたいがキャリアを積む機会がない人達が参加していたようだが、それでもすごい。観客死亡事故を乗り越えるエピソードとか盛り過ぎではと思ったが、それも実話とは驚いた。
レースシーンのゲームっぽい演出はなかなかと思ってたが、ラストの展開でそれが活きるのもあまりに見事。登場人物もみないい味出してる。山内一典のオーラがやばい。
これは日本で大ヒットすべき映画だった。