ちはな

キリマンジャロの雪のちはなのレビュー・感想・評価

キリマンジャロの雪(2011年製作の映画)
4.7
『人生は自分で決めるの 何が大切かも』

愛する家族に囲まれ 幸せに暮らしていた熟年夫婦だったが 不景気の影響で夫が職を失ってしまう
それでも周囲の支えも有り前向きに生きていたが ある日突然 強盗に襲われた事で運命が変わり始める

夫婦の理想の形ではないでしょうか?奥さんも旦那さんも人として尊敬できるし こういう歳の取り方したいなぁって思う
時には言いたいことを言い合い 互いを理解し共に歩めるなんてホント素敵な夫婦

価値観は人それぞれだから 罪に対しても許せる ・許せないの境界線は違う
罪とは一体どこから来るのか‥この映画を観て私は無知からくるのではと思いました
人は表向きや結果は目に入りやすいけど そこに至るまでのバックグラウンドはわかりにくかったりする
この夫婦はまさに「罪を憎んで人を憎まず」なのでしょう
これって 言うが易しでなかなかできることじゃない

海を見ながら二人で語らうシーンが私の中ではピークで 号泣でした(またかよ)

終わらせ方が少し強引な気がしたけど心から出会えて良かったと思える作品
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