冷蔵庫とプリンター

新学期・操行ゼロの冷蔵庫とプリンターのレビュー・感想・評価

新学期・操行ゼロ(1933年製作の映画)
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子供による反抗と、ジャン・ヴィゴによる映画文法の逸脱がリンクしているのが面白い。

意図が不明な挿話があったり、子どもがボールを消すマジックをするシーンで本当にボールを消してしまったり、ジャンプカットを多用したりと、とにかく自由な作風が面白く感じた。

スローモーションの行進のシーンは圧巻。

あのシーンはなんだったのかと、思い出すような印象的なシーンも多く、また見直したい一作。