寄宿学校に閉じ込められた少年たちが、抑圧に耐えられなくなった末に「操行ゼロ」の罰を逆手に革命を企てる姿は、どこか愛らしく、しかし本気だった。自由とはこういう瞬間のためにあるのだと、痛感させられた。
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子供たち、個性的な先生、舞う羽、幻想的な祝祭感は随所にフェリーニを感じた。全裸アクロバット╰⋃╯やタバールとブリュエルの関係♂…ジャン・タリスでも感じた同性愛的な視点と死人のようなユゲ先生やベッドに…
>>続きを読む約40分という短さの中にさまざまな映画のアイデアが詰まってた。色々工夫されてて新鮮だった。でも割と思想強めな感じはした。最後の教員たちをコテンパンにして知事もついでに被害に合わせて学校の屋根に旗を立…
>>続きを読む統制されてるところから混乱するまでをできるだけひとつのショットでみせるのが凄いと思いました。
動いているのを見てるとそうだ。やってしまえ。と思うような暴力性があるもので、こういう動きは気持ちいいもの…
学級崩壊
唐突なアニメ
編集の遊び
ステレオタイプな描写がありつつ
クィアな描写もあり
大人は判ってくれない的散歩シークエンス
大人の滑稽さ
狡猾で協力的な新任
大人と子供の間
サイレント映画と錯覚…
Filmarksの評価が高いからといって、自分も面白い訳じゃないんだなと改めて感じた作品だった。44分の作品だからさらっと観るつもりだったが退屈で長かった。
高評価をつけてる方にどこの場面がそんなに…
・セリフ抜きで映像で笑わせるのはサイレント時代の名残。やはり映画たるもの映像で面白くしてなんぼ。
・大人たちの傲慢で不条理な行動に反抗しやり返すシンプルなストーリー。子供の未熟ながらに大胆な作戦は胸…
わずか4本しか作品が残っていないジャン・ヴィゴ監督による中編映画。監視の多く閉鎖感の強い中、鬱憤のたまった子どもたちが派手に学級崩壊を起こす。製作当時、子どもによる革命映画ということもあり、本国では…
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