犬好き男子の映画レビュー

オーロラの彼方への犬好き男子の映画レビューのネタバレレビュー・内容・結末

オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

今年観た中では1番の作品かもしれません。

前々から評判は聞いていて、いよいよ観た本作。

あらすじとしては、
オーロラが出る中で、過去に父を火事で失った主人公が、古い無線機でなぜか30年前の父親と話すことができ、話しているうちに、父は火事から逃れて、生き残ることができたが、息子のいる現実は変わり...

という、よくあるような話でしたが、
脚本が素晴らしかったです。

まさか家族愛の流れで話が進むと思いきや、ほぼミステリーのようなストーリーへ。

過去の父親と現在の息子が協力して、謎を解き明かし、家族が現在まで生きながらえるようにしようとします。

その中でも困難が何度も訪れますが、
話の展開も畳み掛ける形で飽きずに観られますし、
何より最後、現在の時間軸で父親が犯人を倒すシーンは胸がスカッとしました。

家族の愛、オーロラの不思議、ガッツとスピリットで乗り越える力、緻密なプロット、全てが一級品でした!