このレビューはネタバレを含みます
今年観た中では1番の作品かもしれません。
前々から評判は聞いていて、いよいよ観た本作。
あらすじとしては、
オーロラが出る中で、過去に父を火事で失った主人公が、古い無線機でなぜか30年前の父親と話すことができ、話しているうちに、父は火事から逃れて、生き残ることができたが、息子のいる現実は変わり...
という、よくあるような話でしたが、
脚本が素晴らしかったです。
まさか家族愛の流れで話が進むと思いきや、ほぼミステリーのようなストーリーへ。
過去の父親と現在の息子が協力して、謎を解き明かし、家族が現在まで生きながらえるようにしようとします。
その中でも困難が何度も訪れますが、
話の展開も畳み掛ける形で飽きずに観られますし、
何より最後、現在の時間軸で父親が犯人を倒すシーンは胸がスカッとしました。
家族の愛、オーロラの不思議、ガッツとスピリットで乗り越える力、緻密なプロット、全てが一級品でした!