Yuria

80日間世界一周のYuriaのネタバレレビュー・内容・結末

80日間世界一周(1956年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

世界一周ということから、いろんな地域の文化を見ることができるのが楽しかったです。闘牛のところはちょっと長く感じましたが…。

インドのアウダ姫がとても可愛らしかったです。「愛と追憶の日々」「アパートの鍵貸します」にも出ていると知り、全然印象が違くてびっくりしました。殴るところを杖で止めるシーンが最高でした。

日本のサーカスのシーンは中国っぽかったですが、はぐれてしまったパスパトゥを、サーカスで見つけ出すフォッグがすごすぎました。

アメリカでの列車の旅は橋が崩れたり、インディアンに襲われ、パスパトゥが攫われたりとトラブルまみれでハラハラしました。列車に乗れなくても、パスパトゥを見捨てないフォッグが素敵だなと思いました。

リバプールでの船の旅は、石炭がなくなって間に合わないところを、燃やせるものを全て燃やして間に合わせたのがすごかったです。

最後間に合わなかったと落胆していたところ、日付変更線で1日ずれて間に合っていたのには、そうくるかと驚かせられました。

エンドロールがポップで可愛いので必見です。EXIT MUSICがあるのは初めてでしたが、劇中曲も含め、ワクワクするような素敵な音楽でした。
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