何故今までこの映画を観てなかったんだってぐらい面白かった
とにかく面子が豪華な上いつものヤクザ映画面子だけど、ヤクザ映画が終焉を迎えたからか大映制作だからか、完全にヤクザも任侠も馬鹿にしてキャストも悪ノリがすぎる
が、映像から感じるパワーが強烈
キャラ造形や展開が完全にギャグ漫画のそれで、菅原文太が仁義なき戦いシリーズで任侠と合理主義の狭間で苦しんだヤクザを演じたとは思えないはっちゃけぶり
ただ78年とはいえやはり当時にしても作品全体のカラーが古すぎたのは否めない
あと十年早いか遅いかしてれば、時代の楔になったんじゃないか