みんと

フォレスト・ガンプ/一期一会のみんとのレビュー・感想・評価

4.3
自分は語り手が丁寧に語る映画が好きなのかな。ショーシャンクのレッドもそうだった。

あとこれはたまたまだけど、さっきまで調べてたボニーアンドクライドとフォレスト・ガンプが綺麗にリンクした。

禁酒法時代の英雄?かつ非道なシリアルキラーだった超有名カップルの人生を映画化したBonnie and Clyde。その映画が公開された60年〜70年代はちょうど反戦運動や公民権運動、ヒッピー文化が隆盛したカウンター・カルチャー全盛期で、それゆえにボニクラのような刺激的で反体制的な映画が当時の若者たちの心を打ったらしい。

そんなことを知ってから、たまたまバケット・リストに入ってたフォレスト・ガンプを観始めたら、舞台はまさかの60~70年代。

上のカウンター・カルチャーがしっかりと(皮肉ぽくだけど)描かれてた。

温かくもトゲのある内容なだけに、この映画から何を思うのかはほんとに人それぞれだけど、自分としては純粋に一人の男を取り巻く数奇な人生を愉しめた。
みんと

みんと