フォレスト・ガンプ／一期一会のゆのネタバレレビュー・内容・結末

ずっと見たいと思って見てなかったフォレスト・ガンプをついに鑑賞！

明るい気持ちになるコメディベースのいい話かと思いきや、想像以上に壮絶な人生をなぞっていく展開にちょっとびっくりした。

見終わった後は確かに前向きな気持ちになる。けど、明るく楽しいだけじゃなくてかなりずっしりした重みもあるし、“人生”を考える作品だった。いつも誠実だったフォレスト・ガンプが歩んだ壮絶な人生の追体験。
一期一会っていうタイトル通り、バス待ちのベンチで彼の人生を聞いてるスタイルで話が進んで行くのは新鮮だった！
1人の人間の人生を見た！っていうこの重みは、ベンジャミン・バトンに似てる。
出会いと別れ。意外に別れが多くてちょっと悲しかったけど、マイペースにどんどん成功していくフォレスト・ガンプが面白くて魅力的で勇気をもらった。
ダン中尉の変化、良かったなあ。人間臭くて、葛藤しながらも諦めなくて、一番好きな登場人物だったかも。
大きな盛り上がりがあるタイプの映画じゃなくて、淡々と単調に進んでいくのもまた人生らしいと言えば人生らしい。

「人生はチョコレートの箱。開けてみるまで中身はわからない。」良い言葉。