鳩さぶれ

フォレスト・ガンプ/一期一会の鳩さぶれのレビュー・感想・評価

5.0
「人生はチョコレートの箱のよう。開けてみるまで中身は分からない。」
あまりにも有名なこの台詞が一人歩きしているわけではない。見合う以上の素晴らしい作品。

フォレスト・ガンプは、片田舎に住む男の子。知能指数や足に障害があるため、幼少期は虐められるのですが、彼に関わる人みんなが幸せになっていく。
彼の損得勘定なしに突き進む姿に胸が打たれる。

フォレストがバス停で出会った人々に自分の過去を語る形で進んでいきます。聞いている人が時間とともに次々と変わっていくのも、人生をうまく表していているなーと感じました。
客観的なフォレスト自身の語りも、より一層フォレストの人生にのめりこむ要因かも。

世の中には幸せなこと、辛いことが山ほどあるけれど
開けてみないと分からない、経験してみないと分からない。見た目は苦そうでも、口に運ぶとろけるように甘いチョコレートかもしれない。
全てが、ギフトである。
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