このレビューはネタバレを含みます
2回目
「うちへ帰りたい」
「人生はチョコレートの箱みたい
食べるまで中身はわからない」
「投げる石が足りない時もある」
ママは言ってた
「過去を捨ててから前へ進みなさい」と。
走ったのはそのためだ
「死は生の一部なのよ」
「僕らには皆 定めが。
それとも
風に乗ってただ彷徨っているのかのか。
たぶんその両方だろう。
両方が同時に起こってる」
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ガンプは自分のことよりも愛する人を厭う人。
はじめて笑顔を見せてくれたジェニーや、親友のババ、ダン中尉、母のことをいつも想い続けている。
物語の最後にはジェニーは自分の間違いを償い、ガンプのところへ戻ってくる。
その時には病に伏している彼女だけれど、死ぬ前に気が付けて良かった。それがこの物語のなによりの救いだった。
傷ついていたら守る、見放さない、いつまでも待っている。
これを愛と言わなければ愛なんて無いように思う。
母の言うように、過去を捨てたつもりで走りつづけるガンプだけど、
疲れたからと走っていた足を止めて家へ戻ったガンプのもとへ手紙をよこしたジェニーのところへも、嫌な顔をせず会いに行くなんて。
この映画に本当の愛を教えてもらった。
わたしもこんなふうに人を愛せるようになりたい