JOE

ゴジラのJOEのレビュー・感想・評価

ゴジラ(1954年製作の映画)
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1954年に東宝が制作した、後にゴジラシリーズと呼ばれる映画第1弾
日本のみならず海外でも上映されて人気を呼び、ゴジラはハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに日本のキャラクターとしては唯一の例として登録されている

核兵器という人間が生み出したものによって現れた怪獣が、人間の手で葬られるという人間の身勝手さを表した映画
ゴジラの死が明確に描写された作品は2作品あるが、人類自身の手でゴジラを葬り去ったのは本作だけ
ゴジラを倒す芹沢博士役の平田昭彦さんは「大怪獣バラン」ではバランを倒した特殊火薬の藤村博士、「ウルトラマン」ではウルトラマンでも倒せなかったゼットンを倒したペンシル爆弾の岩本博士、と本作以降も強敵怪獣を倒す秘密兵器を開発した役柄を演じられている

数十年ぶりに観直したのだけど、大きな役でないものの菅井きんさんがインパクトのある役柄で出演されていてビックリ
ツッコミどころは結構あるが名作と呼ばれるだけある素晴らしい作品

余談ですが、旧OVA版機動警察パトレイバー3巻「4億5千万年の罠」はこのゴジラのオマージュ的な作品なので、もしもそちらを観る際には今作を鑑賞しているとより面白く観れるかと思われます
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