ニカイドウ

ゴジラのニカイドウのレビュー・感想・評価

ゴジラ(1954年製作の映画)
3.5
オープニングでゴジラのテーマ流れてる間、ずっと字しか出ない所には驚いた。
1954年は、今よりゆっくり時間が流れてたんかもしらん。だから、1.25倍から1.5倍くらいで観ると今と同じくらいの時間の流れになりそう。
けど、当時のゆったりとした時間の流れを楽しむのも良いです。
白黒ってだけで実録映画っぽいし、戦争映画っぽい。上映当時は、まだ戦争の心の傷も癒えてない人も多かったやろうし、これは結構なトラウマな映像やったんちゃうかな?
そして、現代の地震災害に遭われた方にもキツイ映像かも。
それでも、ゴジラのフォルムがめっちゃカッコイイし、娯楽として怖がらせる所は怖がらせ、教訓にする所もしっかりと分かりやすく描かれてる。
オキシジェンデストロイヤーとか。
昔の役者の方々なんで誰も知らないし、演技が今と違うから多少違和感あるけど、しっかり言葉が聞き取れる演技は好感持てる。
ゴジラの足跡から三葉虫採取されたり、ゴジラの口から炎とかビームじゃなくて霧みたいなん噴出されるのも興味深い。ストーリーも、今じゃこうはならんやろうなぁ。
カットによってゴジラの顔が違うので、ゴジラの推しカットを探すのも良いと思います。
今でも続くシリーズの第1作は、時代背景などに思いを馳せる事の出来る、興味の尽きない作品でした。
え?宝田明!?ピチンパチン気持ちよろチンの?宝田…明?どれ?
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