美恵子

ゴジラの美恵子のレビュー・感想・評価

ゴジラ(1954年製作の映画)
4.2
ハリウッド版に先駆け復習のつもりで鑑賞。
オープニングからドキドキ感とワクワク感が止まらない。
やはり一作目なのでゴジラの動きやセットの壊し方にぎこちなさがありますが、十分に怖い。
戦後からそんなに経っていないのに、皆さんどういう思いで観ていたか…。
実況アナウンサーの「さようなら皆さん、さようなら」や、逃げ遅れて「もうすぐおとうちゃまのところに行けるのよ」と言う母親の台詞が物凄く悲しい。
最終兵器が悪用されないよう自らを犠牲にして戦う芹澤博士や、「水爆実験が繰り返されればまたゴジラは生まれる」と言う最後の台詞にただの娯楽映画ではない強い警告をも含むメッセージ性の高い作品です。

実はゴジラに襲われる夢をよく見ます…。
それ程ゴジラは恐怖の対象。
でもやっぱり日本の特撮は世界一。
大好きなんだよなぁ。
美恵子

美恵子