美恵子

紙の月の美恵子のレビュー・感想・評価

紙の月(2014年製作の映画)
3.8
人間、どこでスイッチが入ってしまうかはわからない。みんな理性という薄い壁でとどまっているのかもしれない。
金を与える事だけが愛ではないはずだが、相手からの感謝=自身の満足だったのであろう。なんか悲しいが、豪華ホテルのスイートで戯れる二人は本当に楽しそうだった。
しかし一度転がり出すと彼女に全く罪の意識がない。最後の方のクライマックスのシーンは唖然とするがカッコ良かった。
脇役の人間性もよく表現できてたしなかなか良かった。
美恵子

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