konoesakuta

ゴジラのkonoesakutaのレビュー・感想・評価

ゴジラ(1954年製作の映画)
4.1
面白いからこそのヒット作というのがよくわかる。

物語の骨子がしっかりしている。水爆との戦いというか、オキシジェンデストロイヤーというとんでもない兵器(ヤク物?化学物質?)を使うことへの葛藤というか。いい描写だねえ。時代背景を感じる。

この時代に特撮って。円谷グッドジョブ。最高。本作のオマージュ作品が世に出まくったのも頷ける。特撮映画のヒットってこの時代よりも前にあるのかな。私は知らないのだけれども。ないんじゃないのかな?
令和の時代にも新作ゴジラが公開されるわけだからすごいというレベルではない。ハリウッドまでゴジラファンが溢れているわけでしょう。

ゴジラの背中が白く光るのシーンは良かった。なんでも面白い。戦車も潜水服も陳情する漁師たちも全部良かった。魚が溶けるシーンはなんだか気持ち悪くもあるけど説得力あった。

河内桃子、美しすぎる。なんだあのウエストは。人形か。この時代のヒロインは叫ばなければいけないのね。