KanoーseiKo

カリスマのKanoーseiKoのレビュー・感想・評価

カリスマ(1999年製作の映画)
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「事実」がいちばん怖い。

終盤のあるシーンでまるで人間がアリのように思えた。
理性ってなんなんだ。枯れ木と幼木の関係性と同じように、自分の規則と世界の規則にももしかして隔たりはない?だって自分にとっては自分だけが世界だ。大海を知れるほど人生は長くない?

黒沢清は本当に苦しい…返り討ち…。

すごいタイミングで挟み込まれる明らかな違和感のあるカットに震える。車燃やす人を映すカットやばすぎ。
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