歌うしらみがおりました

呪怨 パンデミックの歌うしらみがおりましたのレビュー・感想・評価

呪怨 パンデミック(2006年製作の映画)
4.0
Jホラー的ひんやりした気持ち良さとアッパーなライド感との共存が楽しい。死霊館みたい。
冒頭の愉快すぎるフライパンでの撲殺が、これはフィジカルに訴えかけてくる映画ですよという宣言こように感じられ、それがフードを被った不審者に謎の実録感を出してくれていい塩梅のミスリードになっている。
ドアを開けたら明らかに様子のおかしい女の子が牛乳(?)をゴクゴクと飲み、そして吐き出すとか怖いというよりただの鑑賞者への嫌がらせでウケる。
クライマックスの揉み合いの中で足首ぐねるカットをしっかり挟む、こういう細かい描写をちゃんとやるから痛いんですよ。