それからのゆずのレビュー・感想・評価

いい歳になるのに社会に入りきれず、フワフワと浮遊してきたような青年が、現実の大人社会の論理と、ついにぶつかる。
ウィリアムモリスのデザイン
平岡の家はアンバー調(こはく色)。代助の家はブルーグリーン。実家はフラットで明るい色。夏の場面はパキパキの硬い感じ。
小説でも印象的な赤の使い方。赤い影
平岡の四角四面な人間性。エリックサティ的な音楽。桜が散るのは鈴木清順風？