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「それから」に投稿された感想・評価

so

soの感想・評価

3.5
夏目漱石の描く、儚げで心の奥の翳りが漂ってくるような少女を、小説の中から飛び出してきたようなそのままの姿で藤谷美和子が好演していて、素晴らしい。

今まで優作イズムは龍平の方にしか感じなかったのだけど、本作の寡黙な優作のうつむいた横顔が翔太そっくりで驚いてしまった。
卵黄

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4.3
三部作このまえ読み返したらそれまで門が一番好きだと思ってたけどこっちのが印象強かった
ずっと無表情なのに途中で一瞬活発になる三千代が良かった...
na

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3.4

このレビューはネタバレを含みます

合間に挟まれる電車のシーンが、マグリットの絵みたいで良かった。
中本

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3.3
2人で話す場面でカットが割られたのは、前半の笠智衆だけじゃないか。原作への敬意なのか役者への信頼なのか何なのか知らんがあの重苦しい長回しが嫌。
文学で世界観が理解するのはなかなか難しい。。たまにはこういう作品も
松田優作はなんでこんなかっこええんでしょうか。座敷で踊りを踊るシーンは最高ですね。あのスローな動き、しかし指の先まで緊張しつつもおっとりした姿。まさに高等遊民。浮世離れの極み。藤谷美和子のうぶっぽさ、草笛光子の抱擁力、森田芳光の謎ショットなど見どころ多数です。しかしやや長く感じましたね。
IMAO

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4.0
これを観たのは学生の時。その時は、全然分からなかった。でも夏目漱石の原作『それから』を読むキッカケになり、その後何度か観直す映画となった。だから『それから』といえばこの映画の印象が強い。
先日この映画の梅林茂のサントラをApple musicで探して聴いてみたら、セリフ入りでそれだけでこの映画の映像が思い出される。あの当時は分からなかったが、日本映画としてはかなり予算のかかったセットや衣装、そしてキャスティングだ。
松田優作は高等遊民というよりちょっとやさぐれたインテリヤクザという印象だが、そのイメージはそのまま『ブラック・レイン』に引き継がれる。藤谷美和子は薄幸の人というイメージが、これまた彼女のキャリアに引き継がれてしまった様な印象。小林薫だけが役者としてきちんと生き残った。その後息子とも『舟を編む』で共演しているが、どう感じたのだろうか?
森田芳光はこのあと何本も映画を撮ったが、正直これを超える映画を撮れたとは思えない。でもこの作品は、森田芳光にとっても松田優作にとっても代表作の一本になった。監督や役者が亡くなっても映画は生き続ける…そんなことを感じさせる一本。
majizi

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3.9
夏目漱石を森田芳光監督が松田優作で撮る。
観る前から辛気くさそうって思ったけど、まあ、そうだった。笑

しかしわたしは梅林茂の音楽がとても好きなのでそれだけで高評価です!

松田優作がどう見ても金持ちボンボンの高等遊民には見えないんだけど、作品の世界観からちょっと浮き立ってることが、社会においての代助という役柄を表しているとも言える。

電車の幻想的なシーンは森田監督らしい演出で好き。

藤谷美和子の棒演技はどうなのって感じだけど綺麗だし和服似合うし足袋を履くシーンや、花瓶の水を掬って飲むシーンの色気は凄い。

文豪の心の機微を表す作品は文章を味わい尽くすためにあり、ストーリーはたいして面白くなくてもそんなもんだろうなぁというのが正直なところ。なので映画としてもこんな感じでオッケーです。
techno

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3.2
【tag】羽賀研二/遊民/高等遊民/下層遊民/心臓/≒あ・うん 1989.11.03/落語家
原作が好きだけど、藤谷美和子が個人的にイメージ通りで美しい世界で好きだった!
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