カナダのケベックで神父をしているマイケルはある夜教会で働くオットーから強盗殺人を犯したとの告解を聞く。
しかし次の日殺人の疑いがかかったのはマイケルの方で…
サスペンス映画の神様こと
!!アルフレッド･ヒッチコック監督!!
による1953年の神父サスペンス！
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貫くべきは信仰か、正義か
これは題材が面白い良作！
殺人の容疑で疑われている神父が真犯人から既に告解を聞いているけど、信心深いから真実を言えない！
というまどろっこしいお話だ(笑)
無宗教の自分だったら3秒くらいで言っちゃいそうなもんだが、何かを貫いてる男ってのはかっこいいもんです。
今作の神父も神を信じ続けるのだ！それいがいのことはちゃっかりしてるけど(笑)
こういう犯人じゃない男が犯人に仕立てられちゃう系のサスペンスはヒッチコックのお得意なやつでございます！
主演の神父はモンゴメリークリフト！
名前は知ってるけど代表作が出てこない昔の二枚目俳優！
理由は作品を選びまくって寡作だからかな？
とにかくかっこよくて、悩んでる姿が男前なので絵になります。
あとは真犯人がウザかったです。
後期のヒッチコック作品の中では見やすくて楽しめるサスペンス！
私もある意味自分が主人公だと思って人生を生きているって意味では信仰心が強いです(笑)
サスペンス好き、ヒッチコックファン、そして信仰心と真実どちらを天秤にかけるか考えたい人にはオススメの作品。
