昭和、平成、全てのライダーが登場する作品というのはまさにディケイドならではの企画。
しかし如何せん65分という尺では登場させるだけが精一杯だったか。
色んな意味で雑という印象を拭えない。
Jの巨大化やアマゾンのギギの腕輪辺りの設定改編は「まぁお祭り映画だしね」と目を瞑ることもできるがシャドームーンの扱いとか、死神博士&地獄大使の変身時の寒いギャグとか、昭和ライダー世代には厳しいと思う演出もチラホラ。
出渕デザインのキングダークの格好良さなどいい所もあっただけに、ちょっと残念な部分が目立ってしまった気がする。