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瀧の白糸の324のレビュー・感想・評価

瀧の白糸(1933年製作の映画)
3.8
「私に貢がせて」というパワーワード。悲恋という枠に収まる歪な献身と報い。書き割り月夜に橋下の逢瀬。水が出るだけでエンターテイメントな水芸のシュールさとのギャップがなんとも味わい深い。舞台から楽屋への手前・奥トラックイン好き。字幕によって切断される空間。だけどカット割りも良い。裁判の形式と様式の違いに時代を感じて普通に面白い。
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