証人の護送を任された刑事が道中で襲い来るマフィアや警察の追手から逃げながら目的地を目指す姿を描いたイーストウッドの監督六作目。
前作「アウトロー」で共演して以降、公私共にパートナーとなったソンドラ・ロックと再び共演しています。
A地点からB地点まで向かうだけという「駅馬車」以来受け継がれるシンプルなストーリーの中で、タイトルの由来となった刑罰になぞらえた場面が見せ場となっています。
中盤とクライマックスの二度に渡って蜂の巣となる様を長尺で見せる迫力は凄かったのですが、そこに至るまでの理由にもう少し説得力がほしかったです。
そしてクライマックスを撮って満足してしまったのか、その後の結末がグダグダなのは残念でした。
